最近の変化
昨年末から今にいたるまでの私自身についての変化を記しておこう。それは、
なあーんにもしたくないのだ。
とにかくすべてにおいて、やる気がおきない。めんどくさい。
これについては「前とかわらないじゃない。」という意見が聞こえそうな気がするが、そうなんだけど、違うんだなあ。
仕事や趣味にやる気がでないとかいうレベルではなく、日常生活すべてがめんどい。化粧するのも服を着るのもお風呂に入るのもめんどくさいのだ。食事にいたっては以前は食べたいものがアタマに浮かぶと、それを食べないと一日が終わらないぐらいだったのに、今なんて白米があればそれでいい、ぐらいなもんだ。しかもおかずにこだわらないぶん、白米に意識が集中するのか以前より格段にご飯が美味しく感じる。こうなると、美味しいものを探して右往左往している人たちが、なんだか気の毒になってくる。ああ、寝て起きて白米を食べ、幸せを感じながらまた眠る、という毎日が過ごせたらなんて幸せなのかしらー、と思う自分がさっぱりすっかりわからない。
もしかしたら善良なる私の知人の中には繊細かつ天才肌の私が世間のプレッシャーに押し潰されそうになっているのでは、と心配する人がいるかもしれないが、そんなことはない。天才はそんなことは気にせず生きているものだ。ふおっふおっふおっ。
しかし、以前のアクティブな私はどこにいってしまったのか。鋭く光る眼光で迅速かつ的確に仕事をこなし、これまた迅速に的確に周りの目を盗んで仕事をさぼってプライベートも充実させ、数多くの友人達に囲まれ、寝る間もないぐらいに毎日を謳歌していたわたくし。今は見る影もないのだが、別に現状に不満はなく、むしろ平穏なのでこのまま自分の変化を見守ってゆく所存である。