久々に更新である。
なんじゃーかんじゃーと10ヶ月ぶりの更新である。当たり前の話だが311の震災をはじめ、多くの物思うことがあったのだが、そこはスルーして今大事件が勃発中である。愛猫ルナが10月25日に突然痙攣発作で倒れたのだ。幸い命に別状はなかったものの、脳に異常があるのではないかとの診断。18歳の老猫なのでMRIなどの検査はせず、薬で発作を抑え様子をみることにしたのだが、それから早2週間。かつてこれまで血圧のアップダウンが激しいことがあっただろうかという走馬灯のような2週間。いまだ楽観できず看護生活が続いているが、私のほうが先に死んでしまいそうだ。
多くの友人が励ましのメッセージをくれた。感謝。
いろんな局面に直面して思ったことがある。人間万策尽きると神様仏様に頼るということだ。日頃の自分の無体な行いは棚に上げまくり神様仏様にすがるのだ。
あれは5日の土曜日。様子が急変した愛猫。ぐったりと立つこともできなくなり、水もご飯も食べられなくなった愛猫をみてさすがにこれはもう。。。と覚悟を決めた。あと私ができることは見守ってやることだけだと。午前2時。疲れた体を横たえた時、昔読んだある記事が突然頭によぎる。それは「延命十句観音経」。短い十句からなるお経でこれを千回、1万回唱えると命が助かるというありがたいお経だ。すぐさま飛び起きネットでお経を調べ朝までかかって私はひたすらお経を唱えた。すると!お経を半分ぐらい唱えたところで愛猫が立ち上がりベッドに行きいつもの定位置ですやすやと眠り始めたのだ。さっきまでは苦しそうにしていたのに。「おおおおお!」私は必死になってお経を唱え朝を迎えた。愛猫は眠りについたままだ。私も疲れ果て眠りについた。そして翌日ー。めきめきと回復しているではないか!自分でトイレに行きもうれつにご飯を食べ始める愛猫。最期のあいさつをした家族もひっくり返るぐらいの回復!
恐るべし、いやありがたき延命十句観音経なのだった。